比較的涼しい天気だったので、運動も兼ねて自転車でカメラの被写体を探しに行きました。

高麗川に沿って上流に行くと、黒いトンボが群れて生息しているところを発見。

さらにはカワセミも飛んでいるではありませんか!

という訳で、今回の被写体は決まりました。

 

・・・まあ、看板については見なかったことに・・・(汗)。

カワセミも撮りたいと思いましたが、さすがにレベルが高いので、あきらめてトンボに集中することに・・・。

黒いトンボは「ハグロトンボ」で、その名の通り羽が黒いのが特徴です。

オス・メスは胴体の色で見分けることができます。

オスは胴体に美しい光沢があって、見る方向によって色が微妙に変化します。

メスの方は胴体が黒く、オスの胴体よりも一回り太い印象があります。

また、オスには竹の節のようなものがはっきり見えるのですが、メスのものは目立ちません。

ハグロトンボは飛び方も特徴的で、チョウのように優雅に羽ばたきます。

まあ、「百聞は一見に如かず」と言いますので、動画も用意してみました(笑)。

少しでも雰囲気が伝われば嬉しいです。

2分見続けるのは退屈だと思いますが・・・。

  

 

ちなみに、ハグロトンボは別名「神様トンボ」と呼ばれて、敬われているようです。

「羽黒」が「(お)歯黒」を連想させることもあるそうです。

古来から親しまれていたのですね。

今回の使用機材は、「PENTAX K-x」+「smc PENTAX DA L 18-55mm F3.5-5.6AL」+「smc PENTAX DA L 55-300mm F4-5.8ED」でした。